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2010年度 社団法人日光青年会議所


理事長所信


理事長 星野和彦



~はじめに~

(社)日光青年会議所が誕生して36年という時が流れました。その間にも様々な事件・問題がありました。

つい先頃の、サブプライムローンに端を発する世界同時不況は、100年に一度という経済の混乱を生み、日本経済に大きな影響を及ぼしています。これにより格差社会をも浮彫りにし、今や大きな社会問題となっています。年金・雇用・少子高齢化・医療・温暖化などの問題も抱え、まさに混沌とする現在は将来に不安を抱える人々が大多数です。そんな折、アメリカにおいても日本においても政権交代が起こりました。これは、この国を、時代を変えてほしい、変わりたいという人々の大きな思いが変革の風となり吹き荒れたのです。

 このような時代だからこそ、地域に密着した私たちが「夢と希望と元気」を市民に語り、「まち」を元気にしていく風を起こして行く事が、地域に根差した事業をおこなっている我々青年会議所の果たす大切な役割だと信じています。



~変革の風~

 私たち(社)日光青年会議所でも変革の風となる、LOM合併の推進決議を昨年の総会にて可決しました。真に日光の未来に必要とされる青年会議所を目指し「小異を活かしつつ、大義のために一つになる」志の下、(社)今市青年会議所との合併について具体的な一歩踏み込んだ話し合いを行い、LOM合併の推進をしていきます。本年度は合併に関する細部を、公益社団法人の取得も視野にいれ、市民に必要とされる組織づくりを進めていきます。



~次世代の風~

 子どもたちの夢と希望に満ち溢れる純粋な笑顔は、すべての人に安らぎと希望を与えます。しかし物質的に恵まれた子どもたちは、人とのふれあいや、ぬくもりを感じる機会が少なくなったと言われています。

このままでは感謝・尊重や人の痛みを知る思いやりが失われてしまうかもしれません。

 暗い話題が多い今、子供たちに明るい光を差し伸べ、夢のある未来へと導くのが、私たち青年会議所の使命なのではないでしょうか。

 そのためには、私たちがこれまで得た「気づき」や「学び」を、事業を通して同世代や次世代の多くの人に伝えなければなりません。子供たちの豊かな個性と無限の可能性を伸ばし、思いやりを身につける環境をつくることが大切だと考えます。私たちは、子どもたちの笑顔が溢れる未来を築くため運動していきます。



~まちの活力の風~

 私たちの「まち」は古い歴史と豊かな自然、そして文化遺産が数多く存在する誇れる地域です。しかし、その豊かな環境が素晴らしい資源である認識が希薄なところがないとはいえません。また、地域資源の有効な活用が見い出せず、観光客の減少などにより地域の活力が失われています。

 私たちは地域の素晴らしい魅力と特色を「ライトアップNIKKO」を通して磨き、より一層のホスピタリティの向上と日光ブランドの更なるレベルアップを目指し、訪れたすべての人々に笑顔が充ち溢れ、幸せな気持ちになるような、そんな活力がある観光の「まち」日光を目指し、運動をしていきます。





~向上の風~

 過去、(社)日光青年会議所は、強い組織力をもって、常に新しい風を起こしてきましたが、近年当LOMでは、会員減少により事業の縮小化などの問題を抱えています。

 しかし、私たちは本来の目的である「明るい豊かな社会」の創造に向けて常に前向きに行動し目的実現に向かって青年会議所の存在意義を地域に発信していきたいと考えます。その準備段階として、まずは我々会員が常に熱い思いを持ち、魅力を感じて「充実した委員会」「活発な理事会」を開催することにより、メンバーの心の中に新しい風を起こして行きます。



~おわりに~

 私たち、(社)日光青年会議所は「明るい豊かな社会」を目指すために、まずは己を律し、己を知る事が大切だと考えます。「なぜ、我々の組織は存在しているのか」を問いただし、これまで「英知」と「勇気」と「情熱」を持って、数々の事業を展開された先輩達の36年間の歴史に感謝し、私たちはその歴史に恥じぬよう、熱い思いと高い志を持って、まちづくりの「柱」にならなければならないのです。

 それには、組織強化を図り組織的な委員会運営が行われることを切に望みます。一人、二人の力には限界があります。メンバー皆様の力を合わせていただきたい。一人ひとりが意欲的に参画し、多くの力が結集した時、おのずと大きな風が起こせると考えます。



 
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